プレパ団長です。
今回は第1回定期演奏会に使用しましたチューブラーベルもどきの楽器作成記録を公開します。
とはいえ、作成途中で真面目に写真などを取っていなかったため、わりと断片的な記録になりますのでご容赦ください。あと、長くなったので分割しています。
さて、演奏会からだいぶ間が空いてしまいましたが、来てくださった皆様はお気づきになりましたでしょうか?
ホールの端っこの方にあるチューブラーベルのようなもの
これは正規品のチューブラーベルではありません。
あのチューブラーベルなんか鈍い音がするなー、なんて思った方は良い耳をお持ちです。プレパの入団をぜひご検討ください。
この楽器(?)の正体は、
ぶら下がり健康器+メッキパイプ(工事現場などにある単管/鉄パイプ)の改造品です。
メッキパイプを必要な音程が出るように、正しい長さに切りそろえ、
ぶら下がり健康器に吊り下げることで、チューブラーベルの代用としました。
何故わざわざこんなことを、と思われるかもしれません。
チューブラーベルなんか色々な演奏で聴くし、母校の吹奏楽でも見たよ、買ったり借りたりすればいいじゃないかと。
あるいは逆に、オーケストラでチューブラーベルなんかそうそう見ないからバッサリカットすればよいのでは、と。
実は、
・チューブラーベルは高価で、出来たての団ではとても購入出来ない
・できたばかりの団では知り合いなどから楽器を確実に借りる伝手が確保しにくい
・北海道では打楽器をチューブラーベルを含む大型打楽器を有料レンタルできる業者がほぼない
という、それなりに切実な理由があり、
そして、ゲーム音楽好きの皆様には心当たりがあるかもしれませんが、
「ゲーム音楽は割とチューブラーベル使いがち」です。
当団としては、出来る限り原曲の持ち味を削りたくない訳でして、
どうにかして現実的な予算内で確保する必要があったわけです。
あと、楽しそうだったからです。
そんなわけで次回から実際の作成記録に入ります。
続きます。